【2022年最新版】さくらのVPSとConoHa VPS | プランやサーバースペックを徹底比較

VPSとして有名なさくらのVPSConoHa VPS、どちらが優れているのか、どちらを選べばいいのか迷っていませんか?わたしは迷いました。

そこで、実際にさくらのVPSConoHa VPSを使い比べて徹底的に比較してみることにしました。

どちらのVPSを利用しようか迷っている方は参考にしてみてください。

さくらのVPSとConoHa VPSのプランを比較

スタンダードなメモリ1GBのプランを比べると、長期プラン、月額プランのどちらもさくらのVPSの方が安くなります。また、さくらのVPSには2週間無料のお試し期間があるというメリットもあります

そのため月単位で利用する方で価格の安い方が良いという方はさくらのVPSがおすすめです。一方、ConoHa VPSは月額料金ではさくらのVPSよりも高くなるものの、「通常料金」で契約すると1時間単位での課金となるため『2~3時間だけVPSを使う』というやり方ができます。わたしは検証用にConoHa VPSを数時間だけ使うというやり方をする事が多く、利用料金は数円~数十円程度になります。おすすめですよ。

ConoHa VPSは1ヶ月単位で請求される「通常料金」と長期利用で割引される「VPS割引」の価格を記載しています。ConoHa VPSの「通常料金」はさくらのVPSの1ヶ月契約と概ね同じです。

さくらのVPSはサーバーのロケーションを「石狩」「大阪」「東京」から選ぶことができ、それぞれ値段が異なるためすべての料金を記載しています。

プラン 比較内容 さくらのVPS ConoHa VPS
512MBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:643円
1ヶ月-大阪:671円
1ヶ月-東京:698円
12ヶ月-石狩:590円
12ヶ月-大阪:431円
12ヶ月-東京:449円
通常プラン(1ヶ月):682円
3ヶ月:671円
6ヶ月:660円
12ヶ月:593円
24ヶ月:567円
36ヶ月:542円
CPU 1コア 1コア
メモリー 512MB 512MB
SSD 25GB 30GB
1Gプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:880円
1ヶ月-大阪:935円
1ヶ月-東京:990円
12ヶ月-石狩:807円
12ヶ月-大阪:600円
12ヶ月-東京:636円
通常プラン(1ヶ月):968円
3ヶ月:946円
6ヶ月:924円
12ヶ月:810円
24ヶ月:775円
36ヶ月:739円
CPU 2コア 2コア
メモリー 1GB 1GB
SSD 50GB 100GB
2GBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:1,738円
1ヶ月-大阪:1,848円
1ヶ月-東京:1,958円
12ヶ月-石狩:1,593円
12ヶ月-大阪:1,186円
12ヶ月-東京:1,257円
通常プラン(1ヶ月):1,848円
3ヶ月:1,815円
6ヶ月:1,793円
12ヶ月:15,99円
24ヶ月:1,529円
36ヶ月:1,458円
CPU 3コア 3コア
メモリー 2GB 2GB
SSD 100GB 100GB
4GBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:3,520円
1ヶ月-大阪:3,740円
1ヶ月-東京:3,960円
12ヶ月-石狩:3,227円
12ヶ月-大阪:2,400円
12ヶ月-東京:2,541円
通常プラン(1ヶ月):3,608円
3ヶ月:3,520円
6ヶ月:3,465円
12ヶ月:3,036円
24ヶ月:2,996円
36ヶ月:2,966円
CPU 4コア 4コア
メモリー 4GB 4GB
SSD 200GB 100GB
8GBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:7,040円
1ヶ月-大阪:7,480円
1ヶ月-東京:7,920円
12ヶ月-石狩:6,453円
12ヶ月-大阪:4,800円
12ヶ月-東京:5,082円
通常プラン(1ヶ月):7,348円
3ヶ月:7,260円
6ヶ月:7,205円
12ヶ月:6,477円
24ヶ月:6,204円
36ヶ月:5,931円
CPU 6コア 6コア
メモリー 8GB 8GB
SSD 400GB 100GB
16GBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:13,200円
1ヶ月-大阪:14,300円
1ヶ月-東京:15,400円
12ヶ月-石狩:12,100円
12ヶ月-大阪:9,176円
12ヶ月-東京:9,882円
通常プラン(1ヶ月):14,300円
3ヶ月:14,080円
6ヶ月:13,750円
12ヶ月:12.144円
24ヶ月:11,638円
36ヶ月:11,132円
CPU 8コア 8コア
メモリー 16GB 16GB
SSD 800GB 100GB
32GBプラン 月額料金 1ヶ月-石狩:26,400円
1ヶ月-大阪:28,600円
1ヶ月-東京:30,800円
12ヶ月-石狩:24,200円
12ヶ月-大阪:18,352円
12ヶ月-東京:19,764円
通常プラン(1ヶ月):28,600円
3ヶ月:28,050円
6ヶ月:27,500円
12ヶ月:24,288円
24ヶ月:23,276円
36ヶ月:22,264円
CPU 10コア 12コア
メモリー 32GB 32GB
SSD 1.6TB 100GB
64GBプラン 月額料金 通常プラン(1ヶ月):53,900円
3ヶ月:52,800円
6ヶ月:51,700円
12ヶ月:46,522円
24ヶ月:45,540円
36ヶ月:44,528円
CPU 24コア
メモリー 64GB
SSD 100GB

さくらのVPSとConoHa VPSの価格とスペックの比較表

価格を比べると、全体的にさくらのVPSの方が手頃な価格設定となっています。長期契約になるとConoHa VPSも価格がグッと下がってきてきますが、それでもさくらのVPSの方が全体的に価格は手頃です。

また、同じメモリーサイズでもコア数が異なるのは32GBプランです。32GBプランを選択した場合、さくらのVPSが10コアであるのに対してConoHa VPSは12コア提供されます。

64GBプランはさくらのVPSでの提供はなく、ConoHa VPSのみの提供となるため24コアCPUが必要な方は必然的にConoHa VPSを選択する必要があります。

ConoHa VPSは時間単位での利用も可能(ConoHa VPSのメリット)

ConoHa VPSを通常料金利用した場合、利用時間が1カ月間に満たなければ月額ではなく1時間単位での請求になります。

そのため、少しだけLinuxサーバーを使いたいという場合にConoHa VPSは重宝します

わたしは『検証のため数時間だけグローバルIPアドレスが割り当てられたサーバーを使いたい』『週末だけ検証のためにサーバーを使いたい』そういうときにConoHa VPSを利用しています。512MBプランならば10円くらいしか費用がかからないので、大変お得に利用できます。

そのような使い方ができるのでConoHa VPSはとても便利だと思います。次の表は各プランを「通常プラン」で申し込んだ際、1時間あたりに課金される料金表です。

プラン 1時間あたりの料金
512MB 1.1円
1GB 1.7円
2GB 3.3円
4GB 6.6円
8GB 12.2円
16GB 24.2円
32GB 48.4円
64GB 96.8円
ConoHa VPSの1時間あたりの請求額

開発者の方やLinuxの勉強をしたいという方は1時間単位での利用が向いているかも知れません。

≫ Conoha VPSを通常プランで申し込む

初期費用と無料期間の比較

さくらのVPSは初期費用無料、2週間の無料お試し期間があります。ただし、お試し期間中は外向けの通信速度が10Mbpsに制限される等の制限があります。お試し期間中の制限についてはレビュー記事を参考にしてください。

ConoHa VPSも初期費用無料ですが無料のお試し期間はありません。試しに利用したい場合は通常料金で利用を開始し、不要になったらサーバーを停止・削除すればいいでしょう。通常料金から長期割引プランの「VPS割引きっぷ」への切り替えが可能なので、最初は「通常プラン」で試すというやり方もできます。

さくらのVPSが合っている人、ConoHa VPSが合っている人

さくらのVPSとConoHa VPSでは思想がまったく異なるのでご自身に合った方を選択すると良いでしょう。

さくらのVPSは「ぜんぶ自分で対応できる」技術力のある方向け

さくらのVPSにはワンクリックでWEBサーバー、POP3サーバー、DNSサーバー、DBサーバーなどを構築できる「標準OS」と、さくらのVPSが用意したISOからクリーンインストールできる「カスタムOS」が用意されています。

また、さくらのVPSで用意されていないOSをインストールしたい場合は、ユーザーが自らISOファイルをアップロードしてインストールすることも可能です(詳しくはこちら)。

そしてConoHa VPSほどではないですがMinecraft(マインクラフト)のゲームサーバーを自動的に構築することもできます。詳細は次の記事をご覧ください。

わたしはさくらのVPSを利用して自作アプリを運用しているのですが、実際に使っている感想としてさくらのVPSは中級者以上のスキルがあって自分で何でもできる方向けな気がします。ダッシュボードのつくりやサービスを見ても初心者の方でも分かりやすくしようという配慮はあまり見られません。その分価格は抑えられているの感じです。

ConoHa VPSは目的別にOSを構築できるので初心者にも優しい

ConoHa VPSは標準でインストール可能なOSがとにかく多く、一般的に入手可能なOSはほぼすべてそろっている感じです。FreeBSDやOpenBSD、NetBSDも最初から用意されています。

また、さくらのVPSと同じようにユーザーがISOファイルをアップロードしてConoHa VPSが用意していないOSをインストールすることも可能です。

もっとも注目するべき点はアプリケーションをOSと同時にインストールできる点です。特にMinecraft(マインクラフト)のゲームサーバーを立てたい方にはおすすめです。ボタンをクリックするだけでMinecraftをインストールできるので、試しにゲームサーバーを立ててみたいとう要望も簡単に叶います。

ConoHa VPSでマインクラフトのマルチサーバーを立てる方法は次の記事で分かりやすく解説しているので参考にしてみてください。

  1. 最短10分!「ConoHa VPS」でMinecraft 統合版のマルチサーバーを作る方法
  2. 最短10分!「ConoHa VPS」でMinecraft Java版のマルチサーバーを作る方法

わたしは普段、検証目的でVPSを使いたいときにConoHa VPSを利用しているのですが、ダッシュボードは分かりやすくデザインも良いしサービスも初心者に配慮されていて好感が持てます。しかもサーバースペックも高いので上級者でも満足できるので、少しくらい価格が高くても高性能で使いやすいVPSが良いという方はConoHa VPSが向いていると思います。

手軽に始めるならConoHa VPSがおすすめ

まとめると、さくらのVPSは基本的にすべて自分で対応する必要があり、技術力が求められます。それとは反対に、ConoHa VPSを使えばテンプレート機能により面倒なミドルウェアやアプリケーションのインストールをおこなう手間を省くことができます。また、ユーザーがISOをアップロードして好きなOSをインストールすることもできます。

構築の手軽さや自由度という点ではConoHa VPSが勝っていると言えるでしょう。

また、ConoHa VPSの「通常料金」であれば1時間単位で課金されるので、お試しにも最適です。さくらのVPSは無料でお試し期間がありますが制限が多いので、無料期間中は実用的とは言えないのが難点です。

ConoHa VPSは簡単にMinecraft(マインクラフト)をインストール機能もあるので、ゲームサーバーを立てたいという方にはConoHa VPSがおすすめですよ。

参考:最短10分!「ConoHa VPS」でMinecraft 統合版のマルチサーバーを作る方法

さくらのVPSとConoHa VPSの性能の違い

ここからは、実際に利用してみて具体的な性能の差を比較したいと思います。

注意点として、VPSは他のユーザーとハードウェアリソースや回線を共有しているので、実行タイミングによってここで掲載している結果とは異なる可能性があります。

ここから先のテストは同日同時刻、まったく同じタイミングで実行しています。

CPUのスペックとディスクI/Oを比較してみる

項目 さくらのVPS ConoHa VPS
CPU モデル Intel Core Processor (Broadwell) Intel(R) Xeon(R) CPU ES-2670 v3 @ 2.30GHz
クロック 2199.998 MHz 2294.684 MHz
BogoMips 4399.99 4589.36
L2キャッシュ 4 MiB 4 MiB
Disk 読み込み速度 151.75 MB/秒 352.30 MB/秒
書き込み速度 210 MB/秒 626 MB/秒

CPUを見るとConoHa VPSはXeonを採用しているため高負荷時に強いというメリットがあります。特にゲームサーバーを立てる場合は有効でしょう。

ディスクI/OについてはConoHa VPSが圧倒的に高速であることがわかります。ディスクへの読み書きが多いアプリケーションを利用する場合はConoHa VPSが有利です。この点もゲームサーバーを立てたい方にはメリットとして感じられるでしょう。

ハードウェア性能では圧倒的にConoHa VPSが有利です。WordPressをインストールとかゲームサーバーにするとか、自前のアプリを構築して公開するといった目的の場合はConoHa VPSの方が適しているといえます。

≫ ConoHa VPSの公式サイトで詳細を見る

さくらのVPSとConoHa VPSのラウンドトリップ時間の違い

ラウンドトリップ時間の違いを計測するために、サーバーから1.1.1.1と8.8.8.8へそれぞれPINGを実行して最小・最大・平均のラウンドトリップ時間を計測しました。ブレをなくすため100回PINGを実行した結果を採用しています。

※「1.1.1.1」はCloudflareが提供するDNSサーバー、「8.8.8.8」はGoogleが提供するDNSサーバーです

宛先 さくらのVPS ConoHa VPS
1.1.1.1 最小:1.106秒
最大:3.498秒
平均:1.218秒
最小:0.663秒
最大:1.597秒
平均:0.835秒
8.8.8.8 最小:0.930秒
最大:3.554秒
平均:1.039秒
最小:1.174秒
最大:1.946秒
平均:1.331秒

この結果を見ると、さくらのVPSはConoHa VPSに比べるとラウンドトリップ時間のブレが大きくなっています。ネットワークの観点では安定しているのはConoHa VPSでしょう。この点もやはり、ゲームサーバーを立てる場合に重要となります。

サポート体制の違い

サポート体制はさくらのVPSが優れています。メールはどちらも24時間365日対応していますが、チャットサポートはさくらのVPSが24時間365日対応しているのに対してConoHa VPSは平日日中帯に限られます。

電話サポートはさくらのVPSは休止中ですがConoHa VPSは平日日中帯に対応しています。ただし、さくらのVPSはコールバック予約がオンラインでできるので、さくらのVPSで電話サポートが必要な方はコールバック予約で対応できます。

サポート方法 さくらのVPS ConoHa VPS
メール 24時間365日 24時間365日
チャット 24時間365日 平日10:00~18:00
電話 休止中 平日10:00~18:00
コールバック予約 24時間365日 未対応
サポート体制の違い

まとめ

総合的に見るとConoHa VPSがサーバースペックや機能などあらゆる面で優勢に見えます。

CPU速度とディスクI/O、どちらもConoHa VPSが有利であり、ネットワークもConoHa VPSの方が安定しているように見えます。Minecraft(マインクラフト)などゲームサーバーを立ててみたいという方にはConoHa VPSをおすすめします。

使いやすさの面でも、面倒なサーバー構築を任せることができるConoHa VPSがおすすめです。

特に一時的なテストサーバーを構築する場合は1時間単位で費用を請求されるConoHa VPSが圧倒的に有利でしょう。

一方、さくらのVPSのメリットはさくらインターネットが培ったノウハウと会社のブランド力でしょう。さくらインターネットが提供する「さくらのクラウド」は日本政府の求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスとして、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(通称:ISMAP(イスマップ))のクラウドサービスリストに登録されています。ですから安心感と安定性を求めるのであれば「さくらのVPS」という選択がおすすめできます。

長期プラン

月額プラン

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